JR北海道周遊きっぷ(1日目)

 みなさん、こんにちは。

バカ提督です。

 

先日、私はJR北海道が発売している

HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を使用して道内旅行をしてきました。

今回はその列車旅の1日目について書かせていただきます。

行先は函館。途中室蘭の地球岬にも寄り、函館観光をしたときの話です。

少々長文になってしまった気もしますが、お付き合いしていただけると嬉しいです。

 

1日目

 

旭川駅から札幌駅へ

12月11日、私の旅行が始まった。

11日、12日、13日は2人の友達と共に行動をし、残りの14日、15日、16日は私1人の列車旅となる。

 

「おはようございます。

只今から、5時18分発札幌行ライラック2号の改札をいたします。

ご乗車のお客様はー…」

という旭川駅の自動案内から1日がスタートした。

この列車が、今回の旅で最初に乗る列車となる。

 

私はいくら札幌行でも早朝なので、車内にそれほど人はいないと思っていた。

しかし、私が乗った車両では8割の座席が「人と荷物」という組み合わせで埋まっていた。

朝から皆さん、どちらに行かれるのでしょうか

と思いながら座席に座った。

はじめは起きている気だったが、列車が岩見沢駅を過ぎたあたりから寝てしまった。

6時43分、列車は札幌駅に到着した。

 

札幌駅から東室蘭駅

そして、ここでは札幌6時52分発函館行の北斗4号に乗り換えた。

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北斗4号(東室蘭駅

私は、乗客がいっぱい居ると思い心構えをしていたが、車内にはなんと私たちを含め10名程度しかいなかった。

なので、堂々と座席をボックス型にして会話を楽しみながら、最初の目的地である東室蘭へと向かった。

 

順調にいけば8時15分に東室蘭へ到着し、東室蘭8時20分発室蘭行の普通列車に乗り換えられるはずだった

 

旅行にトラブルはつきもの。この旅も例外ではない。

どうも、私たちの進行方向上を走っていた対向列車がヤツ*1とキスをしたようだ。

ヤツはすぐに逃げないし、自分から突撃してくるし、とても厄介。

JR北海道によると、2020年度に鹿と衝突した件数は2414件だそう。*2

 

そして、その影響で私たちが乗る列車は7分ほど遅れることになった。

8時22分、東室蘭駅に到着した。そして、室蘭駅行の列車はホームで待っていなかった。

 

母恋駅、そして地球岬

列車が行ってしまったので、仕方なく一旦改札を出た。

列車は1本遅れて8時41分発。この程度の遅れは挽回できる。

列車は輪西駅、御崎駅、そして母恋駅と。

母恋駅で降りた私たちは、地球岬へ向かう。

 

駅を出た時「地球岬まで2.7km」と書かれた看板を目にした。

駅前ではタクシーが乗客を探し、バスも数分後に来るが私たちは歩いた。

途中、室蘭八景に属する金屏風を見て地球岬に到着したのは9時30分。

 

天は私たちの味方をしてくれているかのように、きれいな景色を見ることができた。

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地球岬

そして見終わった私たちは徒歩で室蘭駅へ。

Google mapによると3.4[km]らしい。

 

道中、地球岬へこれから向かうであろう観光バスをすれ違い、チャラツナイ展望所を経由し、地元のおばぁちゃんの散歩コースであろうセンターラインがない狭い道路を歩き、10時25分室蘭駅に到着。

 

母恋駅から函館へ

余裕をもって旅程を組んでいたこともあり、当初乗る予定だった室蘭10時36分発東室蘭行の普通列車に乗車。

10時48分に東室蘭へ戻って東室蘭10時57分発函館行北斗8号に乗車。

噴火湾小幌駅、そして駒ヶ岳を眺め13時23分函館駅に到着。

 

道中、特記することがなかったため短い文となっているが、室蘭駅から函館駅は196.5[km]、2時間47分(乗り継ぎ待ち時間も含む)である。

 

函館駅へ到着、昼ご飯探し

13時23分、予定通り函館駅に到着。

列車を降り、函館本線起点を示すゼロキロポストを撮影し、遅めの昼ご飯へ。

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ゼロキロポスト

昼になっても朝市と名乗っている函館朝市で昼ご飯探し。

しかし、時間も遅いためラストオーダーを終えているお店が多い。

 

みんなで相談した結果「馬子とやすべ」というお店へ。

私は朝市五色丼を注文し、焼きイカをみんなで食べて楽しい時間を過ごした。

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朝市五色丼

昼ご飯を食べた後は函館市観光。

摩周丸

店を出た私たちは、すぐ近くにある「摩周丸」へ。

船内には、操舵室や無線通信室が当時のまま残されており見学できるほか、様々な展示がある。

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摩周丸

私は小さいときに来たことがあったため、久しぶりの乗船。

そして、久しぶりの椅子席へ。

「…あれ?この感覚、身に覚えがあるな。」

その正体はすぐに分かった。それはキハ40の椅子に座った時に限りなく似た感覚だったのだ。(個人の感想)

 

その後、ディーゼルエンジンやダメコン装備*3、信号旗などを見て無線通信室へ。

「あー、これこれ。昔はここでSOSと打鍵したっけ?」

そんなことを思いながら通信士席へ。そして数年ぶりに打鍵したのは…

・・・ ーーー ・・・

結局昔と変わらず。これなら、アマチュア無線3級の免許を取得しておくべきだった。そんなことを少し思いながら操舵室へ。

 

海図が広げられているところに立ち、航海士の真似。

そして、他の2人が入ってきたときには

「艦長、上がられます。」「副長上がられます。」

なんて冗談も。

 

近くを飛行するカモメに対空戦闘を仕掛け、あらゆるスイッチをいじり、壁に備え付けられているタバコの灰皿を久しぶりに拝めてから下船。

思っていた以上の楽しさと滞在時間。

 

赤レンガ倉庫、ホテル、晩御飯、そしてお風呂

時刻は15時30分ごろ。計画では金森赤レンガ倉庫へ行き、旧函館区公会堂などがあるエリアまで歩き、五稜郭へ行きたかったが欲張りだった。

なので、旧函館区公会堂エリアは諦め、五稜郭は明日へ。今日は赤レンガ倉庫だけ。

この辺に来るのは7年ぶりくらい??

と思いながら、中を一通り見てお土産を購入。

 

今日は室蘭と函館で歩き、慣れない列車の旅で疲れも溜まっているはずなので、明日以降のことも考え早めにホテルへ。

荷物を置き、小休憩をしてから函館駅付近を散策。

飲み物等の買い物を済ませて晩御飯へ。

 

晩御飯は楽しみにしていたラッキーピエロへ。

私は生ベーコンエッグバーガー、ポテト、そしてガラナを注文。

いつ来てもオムライスやカレーに手を出せずバーガーを食べてしまう。

 

晩御飯を食べ終えたらタクシーに乗り谷地頭温泉へ。

昔ながらの大浴場といった雰囲気。

体を洗い、露天風呂で体をゆっくり温めてから、屋内にある高温風呂で一気に体を熱して風呂を出る。

そして、着替えたら休憩所でゴロゴロと。最高でした。

 

帰りもタクシー。受付の人に頼んで呼んでもらった。

私が受付なら、自分がその手に持っている携帯で直接頼んでみてはいかが?と思ってしまいそう。

 

そんなことを考えながらホテルへ帰り、次の日に備える。

 

次回予告

次回は函館から長万部、小樽を経由して帰宅。

美味しそうなご飯が登場。

次回は23日に更新する予定です。

*1:ここでは鹿のことを指す。

  突然現れるので自動車を運転してる時など、本当に怖い。

*2:野生動物との衝突について

*3:ダメージ・コントロールの略