JR北海道周遊きっぷ(3日目前編)
みなさん、こんにちは。
バカ提督です。
先日、私はJR北海道が発売している
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」を使用して道内旅行をしてきました。
前回までに、
という旅程について紹介いたしました。
今回はその列車旅の3日目について書かせていただきます。
行先は帯広。いくつかの経由地を通って行きます。
この日までは私と友達2人の3人で行動して、4日目からは私一人になります。
そして、3日目は今回の列車旅をブログに残そうと思った出来事が起こります。
このように話のネタが盛りだくさんなため、3日目は前編と後編に分けさせていただきます。
相変わらずの長さですが、お付き合いしていただけると嬉しいです。
3日目 前編
旭川駅から岩見沢駅へ
交通機関が乱れる可能性があるとニュースで言われていた日の朝。
私はすぐにJR北海道の運行状況を確認する。
結果は、目立つ遅延や運休は無し。
留萌線すら動いているのに、北海道のどこで交通機関が乱れるほど天気が悪いのだろうか。
そう思いながら始まった3日目。
函館へ行って帰ってきた昨日までとは違い、今日は様々な路線に乗る。
旭川7時55分発札幌行のライラック10号が、3日目の最初に乗る列車となる。
私たち3人グループの1人を除いて…
50分になっても駅には私ともう1人の友達しかいない。
LINEの既読も付かず、電話も通じず。
私は、寝坊だと推測した。寝坊した人を待つか、先に行くか。
迷った私は後者を選択。どれほど遅れるかにもよるが、最速ルートで来たら私たちに追いつけると判断したから。
こんなことになるなら迎えに行けばよかったと後悔しながら乗車。
車内の乗車率はそれなりにあった。
私たちは2人であることと、車内の混雑状況を考えボックス席にしないで座席につく。
ギリギリに乗ったので、座席について身の回りの整理をしているうちに列車は出発。
その時、横に座っていた友達が「外を見て」と言った。
すぐに私は外を見た。そこには昨日まで函館へ一緒に行き帰ってきた見覚えのある顔。
「え、ちょい待って」とでも言っているかのような反応。
しかし、列車が出発してしまっては仕方がない。
私たちは旭川ー岩見沢ー苫小牧ー南千歳ー帯広と行くのに対して、乗り遅れたゴリラさん*1には次の列車で旭川ー札幌ー南千歳と行ってもらい、南千歳で合流しようと連絡した。
朝から面白いネタをありがとう。
列車は1日目も通った道を走り、8時55分岩見沢に到着。ちなみにゴリラさんは深川と滝川の間かな。
岩見沢駅から苫小牧駅、南千歳駅ヘ
一旦改札を出てトイレを済まし、岩見沢9時03分苫小牧行の普通列車へ乗車。
車内には私たち2人を含め15人程度の乗客が居た。
この中の数人は途中駅で下車したものの、10名ほどは苫小牧まで乗車していた。
列車は何もない平坦な線路を一生懸命に走る。
そして、目立つ遅延や運休は無かったが天気が荒れると言っていただけあって、道中多少の視界不良に遭遇した。
10時35分ごろ苫小牧駅に到着。
視界不良に遭遇したが、範囲は狭かったため4分程度の遅延で済んだ。
乗り換え先の列車は苫小牧10時37分発札幌行の北斗3号。
時間がそれほど無いので急いで連絡通路を渡りホームへ向かう。
しかし、乗り換え先の列車も4分ほど遅延しているとのころ。
結果論だが、歩いても全然間に合ったし改札を一瞬でることもできた。
文句を言っても仕方ないので、冷たい風が吹く中ホームで列車を待つ。
JRには文句を言わなかったが、天気に関しては「寒い、寒い」と文句を連発。
自然に対して文句を言うほうが無駄だが口を開けば「寒い」と言ってしまうので仕方がない。
そんなこんなで時間は過ぎ列車がホームに現れる。
苫小牧ー南千歳間のたった15分程度しか乗車しないが座席には座る。
さっきまで逆方向に乗車していた路線と少しの間並走し、その後別れて南千歳方向へ頭を向ける。
10時59分ごろ、南千歳駅に到着。
無事ゴリラさんとも合流をすることができ、ここから3人で行動することになる。
南千歳駅から帯広へ
ここからは予定通り、南千歳11時05分発帯広行の とかち3号 へ乗車。
自由席の数が少ないため、せっかく3人グループになれたがバラバラになることを覚悟。
実際に車内の乗車率はそれなりにあり、ボックス席にするスペースは無かった。
しかし、後ろの方でまとまって座れたので良かった。
南千歳駅を出た次は追分駅。先ほど、違う路線で通った駅。
短時間のうちに二回も同じ駅を見たので、少し不思議な気分。
その後、列車はバリバリ夕張でおなじみの夕張*2にある新夕張駅に停車。
新夕張駅を出発した後も信号待ち等で何度か停車と発車の繰り返し。
普段、函館本線(旭川ー札幌間)しか利用しない私にとっては少し不思議だった。
列車はトマムで幸せそうな家族を下ろし、一部区間不通*3の根室本線と合流して、狩勝峠へ。
右往左往に列車は揺れながら峠を通過し、十勝平野に突入。
ちなみに、狩勝峠でのトイレは難易度が高かったため乗車することがあれば注意することを勧める。
普通に頭を使えば、予測できない揺れの中で立って用を足すのは難しいから事前に済まそうと考えられたはず…
汚い話をしてごめんなさい。
ちなみに私は用を足している間、頑張って体を固定していたため こぼさなかったです。(誰も聞いていない。)
13時12分、列車は無事帯広駅に到着。
遅めの昼ご飯とおやつ
帯広に到着したのでまずは昼ご飯!!
メニューはもちろん豚丼!!…ではなくカレー。
飲食物の買い物も考え、行ったのは長崎屋の中にある「カレーショップ インディアン」。
時刻は13時25分ごろ。
3日連続シーフードになるなと思いながらも、注文したのはシーフードカレー。
テーブルに備え付けられている福神漬けをたくさん乗せて、熱々の出来立てを食べる。
前回、帯広に来た時は食べられなかったため念願のインディアン。
そして、カレー味はやはり強いと改めて思った。
食後はスーパーマーケットのフクハラで買い物を済まし、駅前に戻る。
カレーの後は甘い物と思い、六花亭の帯広本店へ。
道内でも3店舗でしか販売されていない「マルセイアイスサンド」を食べ、駅前を散策。
この日は風が強かったため、あまり遠くまで歩こうとは思わなかった。
私たちは、適当に散策しながらも駅の方へと戻った。
早めの晩御飯
駅前を散策したが風が強かったため引き返してきた私たち。
時刻は14時45分ごろ。
帰りの列車は帯広17時48分発。
昼ご飯を食べておやつも食べて帰りの列車まで3時間ほど。
選んだ選択肢は晩御飯を食べること。
帰りの列車は18時前と晩御飯を食べるには不都合だし、15時を過ぎるころに食べるのなら早めの晩御飯にカウントできるはず。
そう思って向かったのは帯広駅に付いているエスタの中。
「豚丼のぶたはげ」
店内に入り、豚丼(4枚)を注文。
カウンター席に座ったため、目の前で店員さんが焼いているのが見える。
まるでこれが昼ご飯かのように待っていると、ご飯が盛られてお肉が乗せられ、私の目の前へ。
今自分が何ご飯を食べているのかなんて考えずに、ただ目の前に出てきた料理を食べる。
やはり、豚丼を食べていると帯広に来た実感がわく。
次回予告
次回は3日目後編。
帯広から帰るだけなのに内容は濃いめ。
JR北海道に改めて感謝した帰り道とは一体…
次回は26日を予定しています。